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新入社員の質問事情

【質問しづらいvs質問してこない】新人教育 双方に伝えたい対応策

新入社員の質問事情


入社3年目の私、OJTトレーナーとして新入社員の教育を担当しています。

新入社員の横に座り、電話対応や議事録作成、生活ルールまで基礎の基礎から叩き込みます。エンジニアですので、設計や開発、テストの指導も行います。

指導をしながら自分の仕事も進めないといけないので、両立に一苦労。。


やってみて一番苦労したのが、質問への対応です。新人だけあって量も多いですし、内容も曖昧なものが多い。。(新人なので仕方ないところもありますが)

全部に応対していたら自分の作業が進まない。だからと言ってきちんと対応しないと、何も聞いてこなくなる。

思えば私も新入社員時代、質問について悩んでいたなぁとしみじみ。


短期間で両方の立場を経験した分、どちらの気持ちも分かります。

今回は入社後誰もが通るであろう質問に関する苦悩について、新入社員と先輩社員、双方の立場から触れ、その中で実際に私が行ったことをご紹介します。

同様の悩みを抱える方の助けになれば幸いです。


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新入社員の立場


質問しづらい


冒頭で述べた通り、私は質問に関してかなり悩んでいました。


「分からないことがあったら遠慮せず聞いてね」と優しく言ってくれたのに、いざ質問すると


「忙しいから後にして」

「それくらい自分で考えな」

「そんなことも知らないの?」と怒られてばかり。


怒られるのが嫌なので1人で進めていると

「なんで質問しないの?時間もったいないでしょ」とまた怒られる。。


わしゃどうすりゃええんじゃ!


同じような経験をした方、かなり多いのではないでしょうか。


どうすればいいのか分からず、ビクビクしながら過ごす日々が続きました。 



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実際に行ったこと


実際に行ったことをご紹介します。

あらかじめご理解いただきたいのが、「疑問を解消して早く仕事を覚える」よりも「どうすれば怒られずに情報を聞き出せるか」を優先していたこと。

いつ怒られるかと常にヒヤヒヤしていたので、優先順位がおかしくなっていました。

ですので、回りくどい方法もあると思います。


丁寧に教えてくれる先輩を選ぶ

そもそも論。

どんな時でも、どんな内容でも、どんな聞き方でも丁寧に教えてくれる仏のような人がたまにいます。そんな人が同じ部署にいれば勝ち組です。

幸い、私の部署には仏のような先輩がいらっしゃったので何度も頼らせていただきました。


ただし、頼りすぎるといつまで経っても仕事を覚えられませんし、仏だと思っていた先輩がある日鬼に豹変する可能性もあります。仏の顔も三度までと言いますし。

ただ、その人の担当外のことを知りたい時や、出張などでそもそも出社していない時は他の人に聞くしかありません。


忙しそうなタイミングは避ける

質問においてタイミングはとても重要です。平常時なら快く受け入れるのに、忙しい時だとつい強く当たってしまうのが人間です。

人間誰しも、自分のペースを邪魔されるのは嫌いです。ゲームに集中している時にお母さんが話しかけてきたらイラっとしましたよね。


余程急ぎの用事でない限り、そういったタイミングは避けましょう。


質問を予約する

忙しさを理由に話を聞いてくれない先輩には予約戦法が有効です。

「〜の件で質問したいのですが、お手隙の際に3分ほどいただけませんか?」のように、質問を予約してしまいましょう。


重要なポイントは「何について知りたいかあらかじめ示すこと」です。

後で内容を説明をする時に伝わりやすくなります。先輩としても、事前に回答を考えられるのでありがたいです。


考えた痕跡を見せる

質問に対して先輩が不服そうな時、もしかすると質問の仕方に問題があるかもしれません。


同じ内容でも、ある程度自分で考えた上での質問か、何も考えずただ投げた質問かによって先輩の捉え方が変わります。

忙しい時に呼び止められ、調べればすぐわかるようなことを聞かれたらイラっとしますよね。

逆に、限界まで自力で考えた上での質問なら快く受け入れてもらえます。「そこまで辿り着けたのは素晴らしい」と褒められることもあります。


「どうしたらいいですか?」のような丸投げの質問は絶対NG。


「〜に関して、〜と思うのですが正しいでしょうか?」

「〜までは調べましたが、以降が分かりませんでした。」 など考えた痕跡を散りばめた説明をしてみましょう。


先輩に気に入られる

もしかすると、これが一番効果的な方法かもしれません。


先輩も1人の人間ですので、どうしても好き嫌いはあります。気に入られていれば、多少の迷惑は大目に見てくれます。

可愛い彼女やペットなら、どんなワガママでも許せちゃいますよね。そのノリです。


一番手っ取り早いのは、「過去の武勇伝や思い出話を語らせる」ことです。

皆、心のどこかで賞賛を欲しています。正直、自慢話や昔話は聞いていて楽しいものではないですが、なるべく楽しそうに聞きましょう。効果絶大です。


先輩社員の立場


質問してこない

先輩社員が抱えがちな悩みと言えば、「質問が多すぎる」or「質問をしてこない」の二択ではないでしょうか。


何でもかんでも質問されるのも困るし、かと言って何も聞いて来ないのも不安です。

実際、「何でも聞いていいよ」「それくらい考えなよ」「何で聞いてこないの?」は全部本音なんですよね。

問題は、その意図が後輩に伝わっていないことです。


後輩との意思疎通が上手くいかない時、「最近の若い子は、、」と言いがちですよね。

確かに、世代によって価値観が異なりますし、コミュニケーションの取り方も変わってくるでしょう。

ただし、根本原因はそこではありません。

「どうして欲しいか」 あなたの意図を伝えていないだけだと思います。

何も伝えていないのに「察しろ」と言うのはメンヘラの女の子だけで十分です。


実際に行ったこと


私が担当している新人くんは配属当初、典型的な投げやりタイプでした。

 ・調べれば分かるような内容を質問する

 ・自分でやる前にとりあえず質問する

 ・自分で考えず、答えを聞こうとする


私自身が過去に悩んだこともあり、配属当初はどんな質問でも受け入れていました。

しかし、質問があまりにも多すぎて自分の仕事が進まなくなってしまいました。

思うように仕事を進められないストレスを新人くんにぶつけてしまうこともありました。(最低な先輩ですね。。)

そんな態度を取ってしまったので、何も聞いてこなくなり。。

「これはマズい」と、アプローチを変えました。


ルールを明確にする

「何でも聞いていいよ」「それくらい考えなよ」「何で聞いてこないの?」のループから抜け出すため、新人くんと話し合ってルールを定めました。

例えば、

 ・5分考えてみて、答えが出なかったら質問する

 ・自分なりの見解を添えて質問をする

 ・まずは手を動かす、答えを聞くのではなく自分で試す(プログラミングの話)

など、新人くんの考えを尊重しながら決めました。


「質問していいか分からない。。」と悩むのは明確な基準がないから(厳密に言うと、先輩社員の中にはあるが、それが後輩に伝わっていない)です。そこが定まれば、のびのびと仕事に取りかかれると思います。


答えでなく調べ方や考え方を教える

質問を受けた時、答えを与えてしまうと自分で考える機会を失ってしまうので、ヒントのみを渡すようにしました。

技術的な話や社内手続きについては調べ方を教え、仕事の進め方やシステムの設計については考え方を教えるようにしています。


もしかすると「面倒臭いな、早く答えを教えてくれよ。。」と思われているかもしれませんが笑

個人的には、調べる力が一番大事だと思っているので、このアプローチがベターかなと。。


その他

 ・しっかり考えた上での質問は褒める

  ⇨自信に繋がり、モチベーションが上がる

 ・雑談の時間をとる

  ⇨腹を割って話せるようになり、質問もしやすくなる


まとめ

2020年の新入社員たちはコロナ真っ只中に入社した世代です。

卒業旅行に行けず、卒業式や入社式も無くなり、同期との繋がりもほとんどない。研修もリモートが大半で、不安な日々を過ごしてきたと思います。

彼らの不安を取り除くのも我々の役割ですよね。


私自身、まだ3年目ですので、どちらかと言うと新入社員寄りの意見が多かったかもしれません。

意見の偏りはご容赦くださいm(_ _)m

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